景気

 

2015年6月

 

「景気」

 

景気が良くなってきている。企業の求人倍率も上がり、人の採用が難しくなってきている。また、失業率も下がってきていると日本経済新聞が発表している。

このような中で、「榛南地方」の企業は苦労している。人の採用は大変になってきているし、新規の企業も生まれてきていない。何をしても「だめだ」「だめだ」と言う声が聞こえてくる。

本当だろうか?本当は榛南地方の企業がだめということはないよな気がする。利益を上げている企業はあまり声高に「もうかっている」とは言わない。不動産に関連した仕事をしている人でも、前年対比増と言う人はいるに違いない。

そのような人はどこが違うのだろうか。まず、「スピード感をもって仕事をしている」のではないだろうか。仕事が少なければ納期は厳しくなる。でも、利益を上げている会社はスピード感があると思う。先日、ある電気製品の販売会社に外灯の相談に行った。「少し御提案をさせてください。お宅を見せてください。」と言うので、「いつでいいですよ」と言って帰ったら、1時間後に担当者が自宅を訪問してきた。私自身もびっくりしたが、いかにスピード感を持った会社かと妻もびっくりしていた。

利益が上がらないと愚痴を言うよりも、お客様の仕事を1日でも早く仕上げること。この1つでもいいから実行に移せたら、やがて「もうかっている会社」の仲間入りができるような気がした。