今月の一言

毎月1回、その時々のトピックスをお送りしています。

 

2014年6月

 

「6月の言葉」

 

仕事で、住宅の登記手続きを行っていますが、最近建物を見に行って、太陽光発電システムを取り入れている住宅が増えていると感じます。

少し費用も割高になるのですが、地球環境や電気ガス代の削減にもなるため、若い人が導入しているようです。

先日、積水ハウス株式会社の工場見学に行ってきました。

工場見学と言うと、そのメーカーで建てる人だけが見に行くというのが多いのですが、私の場合は登記手続きをしているということでご招待がありました。

行ってみての感想は、住宅も車などの機械と同様日進月歩で技術が進んでいる、と感じました。また、技術を日々向上している企業だから、存続し、お客様が支援してくれていると思いました。

まず地震の体験をしました。震度4、震度7を体感し、その際耐震住宅、免震住宅がどのようになるかと言う実験をしました。特に免震住宅ではかなりの揺れにも耐えられる住宅になると感じました。

次に建物の外壁がどのような効果を持っているか説明がありました。耐火耐震に対して、木造との違いなど実際にハンマーで殴るような実験をして、その違いを見せられました。

このハウスメーカーは、1995年の阪神淡路の大地震の際ほとんど倒れる家はなかったそうです。

また、その地震の際は直ちに救援体制を組織してお客様の住宅を訪ねて行ったと言うことでした。

中小企業ではこのメーカーのように研究開発を日々行うというのは難しいですが、最後の顧客訪問はできると思いました。

家は建ててしまえば終わりということではなく、建ててから、お客様とどのように接していくか。困った時、大変な時にどのようにお客様と接していくかが、伸びる企業、伸びない企業の分かれ目ではないでしょうか。

工場見学を通して、自分の仕事の進め方を教えられ、有意義な一日でした。