風評被害の中で
東日本大震災以降牧之原市は津波の被害想定や浜岡原発の稼働をめぐる問題で、いわゆる風評被害に悩まされています。
リーマンショックで景気が下降気味の中でも、空港や港などの交通アクセスにめぐまれ、気候も温暖で、不況の心配はないと言われていた榛南地域の人々にとっては、なんでそうなるのと言った所かもしれません。
私の仕事にも影響があり、取引事例は少なくなってきて、生き残りを真剣に考えているところです。
このような中で、今新人と共に朝研修をやっています。始業前の15分位をつかって、仕事のこと、仕事以外のこと、“生きる”にはどうすればいいかなど、新人社員と研修しています。
仕事を始めて32年、生きていく知恵はそれなりにあるものの、それが正しい生き方なのか、正しい経営方法なのかはわかりません。
それでも今日よりは明日、明日よりは明後日と、1日1歩でも前に進むべく研修をしています。
“生き方”の本の中で稲森和夫さんは言っています。“生まれた時より少しでもましな人間になる” はたしてこうなれるのかわかりませんが、少しでもそれに近づこうと思います。